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村上茶

小さい頃からずっと飲んでいた村上茶。村上が北限の茶処だって知っていましたか?寒さを耐え抜いたお茶のほのかな甘み。今回は、江戸時代から続く常盤園さんでお話を聞かせてもらいました。

村上で育てられたお茶。あまり知られていませんが、村上のあちこちにお茶畑があります。お茶と一言にいっても、急須で入れるお茶から、ペットボトルのお茶、種類も烏龍茶や紅茶など様々。今回は数ある商品の中から、急須がない人にも安心ティーバッグの緑茶と、洋菓子にだって村上茶!ということで紅茶、そしてお菓子にも使えて身体にもいい粉末緑茶をセットにしました。ぜひ、いろんな方法で村上茶を堪能してみてください。

実は北限の茶処 村上

村上は経済的に栽培されているお茶で日本最北端の地なんです。渋みの原因となるタンニンが少なく、他のお茶より甘みを感じやすいのが特徴です。

村上茶には、農業用ハウスで育てている畑と、露地で育てる畑があります。特に露地で育てている品種の畑は、冬の間、雪害や寒風害があるため、幼木(植えたばかりのお茶の木)を一本一本竹などで添え木し、麻紐でしばるという作業をしなければなりません。これはお茶が大きくなる4、5年目まで続きます。

村上茶の歴史は江戸時代まで遡ります。そんな昔から育てられてたの!?と驚きました。
諸説あるそうですが、村上のお殿様が京都より茶師を呼び、江戸屋敷でお茶を育て、それを村上に移植したとも言われているそうです。江戸時代の人も飲んでいたお茶なのかと思うと考え深いですね…

今回のお話を伺った常盤園さんも、江戸時代から約180年も続く村上のお茶屋さんです。お店も町家づくりとなっていて、当時を思わせる佇まいでした。

栽培から販売まで心のこもった一貫したお茶づくり

なんと常盤園さんでは、お茶の栽培、製造、販売を全て行っています。そのため、お客さんの声が活かされた商品が数多くあります。今回の粉末タイプのお茶もそのひとつ。

栽培から販売まですべてを自社で行っているので、お客さんの声を生かして様々な商品が作れるのが常盤園さんの強み。

例えば、近年急須のあるお家は減りつつあります。急須がなくても飲めるお茶が欲しい。そんな声に応えて作られたのが粉末緑茶。粉末になったことで、お茶味のケーキなどお菓子づくりにも使えます。

また、お茶には多くの栄養素が含まれていますが、普段飲むお茶では、お茶の葉から出てきた栄養しか取れません。粉末緑茶は、お茶の葉をすり潰してできているため、お茶の葉自体の栄養素をまるごと取ることができます!お手軽で身体にもいいなんて、もってこいのお茶です。

こうした商品が生まれるのは、常盤園さんの一貫したお茶づくりから生まれるもの。

一貫してやることは大変だけど、やりがいもあると教えてくださいました。お茶が好きな方、そして普段飲まれない人にも飲んで欲しい。そうおっしゃっていた矢部さん。矢部さんの思いが届きますように。

小さい頃から近くにあったお茶文化

私の家は、祖父母と一緒に住んでいます。小さい頃からおばあちゃん子だった私は、食後には急須で入れた緑茶を飲んでいました。なんとなく、ほっとするんですよね!そんなこんなで私はお茶が身近な存在になっていました。

村上の小学校では、地元の文化教育が盛んで、鮭の稚魚を育てたり、村上の人形さま巡りの地図を作ったり、いろいろなことを学びました。それもあってか、私にとって村上は、やっぱり特別な場所。

それに加え、お茶畑で実際に茶摘みを体験し、自分たちでお茶を作りました。その時お世話になったのが、今回紹介した、つくりての常盤園さん。当時は目の前にのことに夢中で、お茶作るぞーとしか思ってなかった私ですが、今思い返せば本当に貴重な経験です。

今でも実家に帰れば、必ず飲むお茶。私にとっては、お母さんの味ならず、村上の味です。そんな村上の味を作っている常盤園さんのお茶、ぜひ飲んでみませんか?

ABOUT ME
海沼祐美
海沼祐美
新潟県村上市出身。現在は新潟大学で建築を勉強中。気になったことは何でもやってみる性格で、大学一年生の時は海外へ、二年生の時は大好きなよさこいを一年中踊り、三年生の夏にはイナカレッジのインターンに参加する。インターンシップでは、出雲崎で海岸地域の魅了掘り下げをし、新潟の新たな魅力を発見した。

暮らし:新潟市で一人暮らし。大学と内野の間に住んでおり、時間のある時は内野をぶらぶら。今は、内野の朝ごはん会をしていて、土曜日の朝はちょっと早起きをしてみんなで朝ごはんを食べるのが楽しみ。

よく行く場所:内野商店街、万代のバスセンターにあるよさこいの事務局、ヨネヤマ(パン屋)

趣味:美術館巡り、雑貨屋巡り、商店街・飲食店巡り、写真、旅行(主に観光)

好きな食べ物:うどん、焼き魚、コロッケ

てわたすもの:村上茶